夢で良かった…?

連日、酷暑続きですね。お変わりありませんか。

まさかの、2日連続ですが、またまた実体験…


    今週のお題「怖い話」

……


    昨晩、リビングで寝てしまった時のこと。

久しぶりに、夢を見ました。


    夜。そこまで暗くない住宅地の道。知人の誰かと歩くわたし。

向かいから女性が3人ほど来てすれ違う。

と、背後から小さく、ひやぁっ と声がしたので振り返ると、すれ違った女性らの前に4人ほどの男性が。

直接何かされている様子はないが彼女らは驚き、怯えたようにも見える。

男性たちは、そばにある住宅の塀にあがり、何か囃すような煽るような動き。言葉を発していたかもしれないけど捉えられない。

とっさに何かしなくてはと、わたしは持っていたコーヒーのスチール缶を、男性たちに投げつけようとした。

リングプルを折り返し、飲み口を開けようとするが慌てており、開けきらぬままに投石いや投缶!

距離的には届いたようだが、缶は、ドゴッと音を立て、分厚いアクリル板に弾かれるように視界から消えた。

ハッとして、目が覚めた。


    目が覚めて最初、夢の中の男性たちは本当に何か悪いことをしていたのか、なぜ確かめもせずに物を投げつけるようなことをしたのかーと考えた。

単純に?男性への怯えがあるのではとか、思い込みで人をなじる癖があるのでは、と思った。それが夢に表れたかと思うと少し怖かった。


    考えを巡らすうち、扇風機しか回っていない部屋が酷く暑いのに気付いた。


自室に戻ってクーラー入れて寝直そう。

体を起こし、スマホを回収しかけて分かった。


スマホは2メートルは先の、部屋の隅にあった。脳天が一気に涼しくなるようだった。

駆け寄り、無事を確かめた。


わたしが、文字通り夢中で投げた缶コーヒーは、こいつだったのだ。